海外駐在と親の介護問題について ~複数回に分けて記事を書いて参ります~

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最近は留学、就活ネタばかり記事を書いておりました。

今回は海外赴任者・駐在者の方、今後駐在される方向けに記事を書いていきます。

今回は、取り上げるテーマは「海外駐在と親の介護問題」についてです。

ある一定の年齢以上の方が海外へ駐在される場合ご自身の健康問題もありますが、特に懸念される問題は駐在中の「親の介護問題」です。

今後複数回に分けてブログに書いていきたいと思います。

国の保険制度や心の保ち方、海外でどう行動するのかなど、ぜひ少しでも参考になれば幸いです。

それはある日突然やってくる

「母親が脳梗塞で倒れた」、「父親の物忘れがひどく病院で検査入院したところ、認知症が判明した」いつも元気だった両親が親戚、兄弟・姉妹からの突然の連絡で突然「介護問題」に直面する事あります。

海外駐在中の方は、直ぐに帰国しようにもそう簡単には行きませんし、また現在コロナ禍により帰国後の隔離期間もスケジュールに考慮に入れねばなりません。勿論再度出国する時も同じです。

・参照ホームページ帰国後の隔離措置について:厚生労働省 水際対策の抜本的強化に関するQ&A

駐在中でも帰国する場合

コロナ前であれば直ぐに日本へ帰国する方も多かったようですが、現状コロナ禍であり隔離期間もあるの事から帰国を躊躇う方も多いようです。

もし帰国を決断する場合、まずは「海外駐在員規定」を取り出し、日本へ帰国、日本から駐在地への再出国の渡航費、ホテル代等が「会社請求」が出来るのか確認してみましょう。

日頃見る事もない「駐在員規定」ですが実は役立つこともあるようです。

企業によっては、空港から家までの電車代、タクシー代等の交通費も会社が費用を捻出してくれるところもあるようです。

一時帰国時の規定条文をよく読んでも特に該当がない場合は、会社の担当者と個別に相談するのも良いかもしれませんね。

帰国出来ない場合、さてどうする?

色々な事情が重なりやむを得ず帰国出来ない場合、親戚、兄弟・姉妹に頼ざるを得ませんよね。

日頃から良好な関係性を築く必要性がありますが、皆がみな良好な関係性を築けているわけではありません。

更に兄弟・姉妹がおらず親戚との関係性も悪い場合は、誰に相談するか露頭に迷うでしょう。

そんな時両親の居住地である「地域包括支援センター」へ連絡の上、相談してみると良いかもしれません。

地域により電話のみの対応もありますので、時差には気を付けて電話してみて下さい。

地域包括支援センターとは、介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」です。

専門知識を持った職員が、高齢者が住み慣れた地域で生活できるように介護サービスや介護予防サービス、保健福祉サービス、日常生活支援などの相談に応じており、介護保険の申請窓口も担っています。

中々両親が元気なうちに相談を行うよう促すには労力がいります。

まだ若いから、私に限って大丈夫というかもしれません。

ただ、渡航となった場合直ぐに帰国出来ないから、田舎であれば周りに迷惑をかけると世間体が悪くなるから、と予め伝えておくと自然と「そうかも?」と思ってくれるかもしれませんね。

参照ホームページ:地域包括支援センター 厚生労働省ホームページより

参照ホームページ:地域包括支援センターとは?その役割と賢い活用法~LIFUL介護より~

介護問題に困った際は、とりあえず「地域包括支援センター」へ相談すると良いと心にとどめておくと良いかもしれません。

ある大手保険会社主催のセミナーに参加した時の話です。

講師曰く、何かあればお題目のように「地域包括支援センター」と唱えておくと良いと進めて下さいました。その講師は幾度となく海外出張に行かれていらっしゃり、介護は専門の方にお任せし、ご自身はバリバリお仕事なされております。

地域包括支援センターの事は、ホーカツと言ったりする事もあります。

病院には医療ソーシャルワーカーもいらっしゃると思うので、その方に相談するという手もあります。

『入院されている病院の名前+相談』か『入院されいる病院の名前+医療ソーシャルワーカー』と検索されみる事もおすすめします。

如何でしょうか。取り合えず今回の記事はここまでとします。

今後も「海外駐在と介護問題」について記事を書いていきたいと思います。

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