2020年のコロナ禍に、父親が脳梗塞で倒れ、『介護』というものに向き合っていく事になりました。
入院から在宅や施設まで、どんな道のりなのか。要介護とは?
施設はどうやって選んだらよいのか。そしてお金の事。
突然たくさんの問題を抱え、その時は最悪の事も考えたりし絶望的でした。
ですが、介護について本で学ぶ事で不安を解消しポジティブに立ち回っていく事ができました。
専門家の方や、実体験をもとに書いてくださっている本ばかりなのですが、知識を共有して頂き本当に有難いなと心から思いました。
本屋さんに行かれた時に、今回ご紹介した本を見かけたら、必要な本かどうか判断する為に目次を読んでみたり、気になる箇所をチラ見されてみてください。
①親の入院・介護で すぐやること・考えること・お金のこと
入院介護の流れを把握し、介護関連の用語を知る事でお医者さんや看護師さん、医療ソーシャルワーカの方の話の理解がしやすくなりました。
色々な制度も教えてくれるので、お金の心配もかなり減りました。
本を読むまでは途方に暮れていたので。。。
また、親や兄弟、そして親戚に配偶者とのコミュニケーション方法についても書いてあるので助かりました。
この本が1冊あれば、とても心強いと思います。
②入院・介護 「はじめて」ガイド
①つ目の本よりも、こちらの本はもっと用語関連が分かりやすく書かれていました。
脳梗塞・認知症・ガンという3つのケース別に紹介して下さっているので、入院介護等の流れが掴みやすいです。
そして、介護保険の活用方法とお金の事について知る事ができます。
普段読書をし慣れない方には、こちらの本をおすすめ致します。
もしくは、こちらの本を読んで①つ目にご紹介した本を読むと更に理解が進むかもしれません。
③身近な人が脳梗塞・脳出血になったときの介護と対策
脳梗塞についての理解を深める事ができます。
治療方法、リハビリ方法、介護方法、再発防止方法等。
④脳卒中の再発を防ぐ本
脳卒中の再発を防ぐ為の生活習慣の見直しや退院後の生活について詳しく書かれています。
親や兄弟など、家族に脳卒中の人がいる場合、同じ病気になりやすいそうです。
なので、この本は自分自身の為でもあると思って読んでいました。
⑤老人ホームのお金と探し方
介護施設の特徴や、親に合う施設の探し方が詳しく書かれています。
そして、お金の事についても知る事が出来ます。
⑥終わりに
『介護』というものに、どこまで向き合っていけばよいのか分からずにいました。
介護というのは、あくまで親が主体であり、あくまで子供は支える側の一人というような事を書かれている本がほとんどでした。
この考え方に凄く救われました。
月にいくらか仕送りもしなきゃいけないかな。と、そうなると自分の家族にも負担をかけてしまうな。。。と物凄く落ち込んでいたので。
それから、本を読んで、先の事も想像しやすくなり冷静に判断し行動出来るようになりました。
支援制度も手厚いので、色々な制度を駆使すると、かなり負担軽減出来る事も知れました。
同じように不安を抱えている方がいると思いますので、この記事を読んで頂き少しでもほっと出来るお手伝いが出来ていたら幸いです。
コメント